オプトロン防虫とは


基本コンセプト
基本コンセプト
光に誘引される虫の特性を利用し
「グリーンの光と色」で阻止する
薬剤を使わない、安全・安針な
防虫方法です。
異物混入原因の約4割を占める虫
出典:東京都衛生局生活環境部 1996年
異物混入原因の
約4割を占める虫
出典:東京都衛生局生活環境部 1996年
光に引き寄せられて来る主な虫とは
ガガンボ、ユスリカ、ウンカ・ヨコバイ、クロバネキノコバエ、タマバエ、アザミウマ、ガ、ハチなど
オプトロンはこれらの虫から工場を見えにくく、誘引しない環境を構築する事で、異物混入原因を減らします。
虫を誘引する光を外に漏らさない
人の目と虫の目では、感じる事ができる光の波長が異なります。正の走光性を持つ虫が引き寄せられやすい波長は、主に300~400nm(紫外線〜可視光の藍色)です。
この部分の波長を外部に漏らさないようにすれば、自然と虫が集まってくる事を回避できます。
オプトロンフィルムやシートなどの製品は、虫が集まりやすい波長の光をカットして、虫の目が感じにくい波長に変換する「フィルター」の役割を担います。
マジックオプトロンLEDは、虫に見えにくいグリーンの光で照らす照明器となっています。
この部分の波長を外部に漏らさないようにすれば、自然と虫が集まってくる事を回避できます。
オプトロンフィルムやシートなどの製品は、虫が集まりやすい波長の光をカットして、虫の目が感じにくい波長に変換する「フィルター」の役割を担います。
マジックオプトロンLEDは、虫に見えにくいグリーンの光で照らす照明器となっています。

オプトロンフィルムは虫が集まりやすい波長の大部分をカットします
オプトロンフィルムで加工した窓を
夜の屋外から見ると・・・

人の目から見たイメージ

虫の目から見たイメージ
防虫性能の指標となるオプトロン法
防虫性能の指標となる
オプトロン法
夜間の透過光、放射光による防虫性能比較
製品の性能を測定するためには、決まった条件の基で比較しないと判断ができません。当社の製品は全て「オプトロン法」で測定実験を行なっています。
【実験方法】
オプトロン防虫ランプと比較対象の一般蛍光灯を、5m間隔で交互に二台ずつ配置。
日没後、10分間点灯し照明に誘引される虫を粘着シートで捕獲した数から下記の計算で誘引阻止率を求め、製品の防虫効果とします。
粘着シートに付いた虫の比較
オプトロン防虫ランプと比較対象の一般蛍光灯を、5m間隔で交互に二台ずつ配置。
日没後、10分間点灯し照明に誘引される虫を粘着シートで捕獲した数から下記の計算で誘引阻止率を求め、製品の防虫効果とします。

※オプトロン防虫ランプを一般昼光色蛍光灯と比較する場合
粘着シートに付いた虫の比較

オプトロン防虫ランプの防虫比較試験

オプトロンフィルムの防虫比較試験


虫は何色に誘引されるか?
虫は何色に
誘引されるか?
昼間の反射光による防虫性能比較
光を利用した防虫は、夜間の屋内から発せられる透過光対策だけでなく、昼間の反射光にどれだけ虫が集まるかも合わせて確かめる必要が有ります。
農業で使われる黄色の虫取りシートにびっしり虫が付いているように、防虫のために吊るしたイエローやオレンジのシートが虫を集めているのではないか?という疑問について検証しました。
実験は東京大学千葉演習林において、フィールドに7色の布を設置し、捕獲昆虫数を比較しました。
2m間隔で7色のシートを設置


【結論】
・昆虫の種類により誘引率は異なるが、
オレンジ、イエローに多く集まりグリーン、ブルーは少ない
【結論】
・昆虫の種類により誘引率は異なるが、オレンジ、イエローに多く集まりグリーン、ブルーは少ない